LG-Nortel、Microsoftのテクノロジを採用したデスクトップIP電話を開発

CNET Japan Staff

2006-07-05 19:29

 LG電子とNortelの合弁会社であるLG-Nortelは6月26日、Microsoftの統合コミュニケーションプラットフォームを採用した企業向けデスクトップIP電話を共同で開発しマーケティング活動を展開することを発表した。この発表により両社は、中堅/大手企業および政府機関向けに新しいコミュニケーション機能を提供する。

 今回、新たに開発されるデスクトップIP電話は「Microsoft Office Communications Server 2007」の電話機能に基づき開発されるもの。企業向けのアプリケーションやネットワーク、通信機器の間でインテリジェントなコミュニケーションを可能にする。

 Microsoft Office Communications Server 2007は、プレゼンス管理機能やIP通話管理機能、インスタント・メッセージング機能などを搭載しており、これらの機能が新しいデスクトップIP電話と連動する予定という。

 LG-Nortelの企業向けデスクトップIP電話における、2007年以降のターゲット市場は、北米、欧州、韓国を含むアジアの一部市場。MicrosoftとLG-Nortelは、新しいデスクトップIP電話をMicrosoftの顧客に販売するほか、事業者やチャネルパートナーなどの国際販売網を通じて販売する。

 LG-Nortelは、2006年5月にMicrosoftとの戦略的な協力関係を発表。両社は、Windows CEをベースにしたIP端末および新しいWindows CE 6を基盤としたテレビ電話の共同開発および共同マーケティングを含む、VoIP電話機における広範な協力関係を結んでいる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]