エンカレッジ・テクノロジは7月13日、同社の統合運用プロセス管理ソフトウェア「Encourage Super Station(ESS)」にオラクルDBをエージェントレスで監視する「ESS Remote Collector for Oracle 」を追加することを発表した。
同製品は、ESSが提供するサーバ監視機能を拡張する製品。ESSのシステム監視機能と併用することで、監視対象サーバ(UNIX、Linux、Windowsマシン)で動作するオラクルDBに対して、エージェントソフトウェアをインストールすることなく、29項目の監視を行うことができる。
監視項目は、アーカイブプロセス利用状態、キャッシュのヒット率(バッファ/Libなど)、トランザクション数・処理時間、インスタンスのステータス、プール領域の使用状況、SQL Parse件数、CPU処理時間、REDOログファイルのステータス、メモリソートとディスクソートの比率、REDOラッチ/LRUラッチの発生状況、REDOログバッファへの書込待機や再割当、セッションごとのメモリ使用量、フリーリスト競合回数の比率、テーブルスペースの容量や使用率、セッション件数や待機の状況、ロールバックセグメント、テーブルスペースの断片化数や容量など。
出荷は7月中に開始される予定。価格は1ライセンス5万円(税別)。導入にはESS Managerライセンスなどが別途必要になる。
同社では、3年間で2000ライセンスの販売を目指すとしている。