マイクロソフトは7月19日、ミッションクリティカルシステムにおける障害発生時の不具合解析をサポートするツール「Microsoft Support Professionals Toolkit for Windows」におけるパートナー各社との共同開発プロジェクト第8期目を完了し、その成果物であるVersion 8.1(Toolkit Version 8.1)を8月8日より順次提供することを発表した。
Toolkit Version 8.1は、マイクロソフトとNTTデータ、東芝、日本ユニシス、日立製作所、および富士通の6社が共同開発して提供するツール。x86、x64、Itaniumプロセッサに加え、デュアルコアItanium2プロセッサにも対応する。
今回のバージョンでは、ユーザーモードで動作するアプリケーションのトラブルシューティングを行う「User Mode Process Dumper(userdump)」およびデスクトップヒープの残量を確認する「Desktop Heap Monitor(dheapmon)」をItanium2などへの対応を強化。64ビット OSへの対応を充実させている。また、32ビット、64ビットカーネルダンプファイルを解析する「KernelMemory Space Analyzer(kanalyze)」のVersion 8.1も公開される。