アコム、営業事務で日本IBMの業務変革サービスを活用--3400万枚の書類を電子化、保管

CNET Japan Staff

2006-07-31 14:43

 アコムと日本IBMは7月28日、アコムの営業事務に日本IBMの業務変革サービスを活用することに合意したことを発表した。

 日本IBMは、アコムの連結子会社であるエイビーパートナー(ABP)に資本参加して5%の株式を保有、ABPがアコム向けに提供しているローン契約書類の管理を中心とする営業事務をBTO(ビジネス・トランスフォメーション・アウトソーシング)サービスとして受託する。契約期間は2006年8月から10年間で、契約金額は約130億円。

 契約に先立ち両社は、アコムの文書管理プロセスを変革するため、4カ月間の検討作業を実施した。これにより、従来は紙で管理してきた書類のうち、約3400万枚を電子化して保管し、営業フロントオフィスからの問い合わせに迅速に対応できるプロセスを構築した。新プロセスでは、日本IBMが自社の契約書類を管理するために使ってきたドキュメント・イメージ・システムをカスタマイズして転用する。

 アコムでは、今回の協業によってサービス範囲内の営業事務の生産性が約15%向上すると見込んでいる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]