エンタープライズレポーティングのニーズを100%満足させる「Actuate 9」

山下竜大(編集部) 2006年08月23日 20時26分

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 Actuateは8月21日〜23日の3日間、マサチューセッツ州ボストンで開催しているユーザーカンファレンス「2006 Actuate International User Conference」の基調講演で、2006年7月に発表されたエンタープライズ向けレポーティングプラットフォーム製品「Actuate 9」の製品概要について紹介した。

 Actuate 9は、開発者がレポーティング機能を開発するための「BIRT(Business Intelligence and Reporting Tools)」、パワーユーザーがアドホックなレポーティングを行うための「BusinessReport」、カジュアルユーザーが容易にレポート出力機能を使用できる「Interactive Viewing」の3つの製品をベースに構成されるエンタープライズレポーティングプラットフォーム製品。利用者は、それぞれのスキルに見合ったレポーティング環境を使用することができる。

 最大の特長は、3つの製品が同社の推進するオープンソースプロジェクトである「BIRT」をベースに、コラボレイティブ・レポーティング・アーキテクチャに基づいて開発されていることだ。

コラボレイティブ・レポーティング・アーキテクチャ コラボレイティブ・レポーティング・アーキテクチャに基づくActuate 9により、開発者とパワーユーザー、カジュアルユーザーの間のギャップを埋めることができる。

 BIRTは、オープンソースの統合開発環境であるEclipseを利用して効率的にビジネス・インテリジェンス(BI)環境とレポーティング環境を実現するためのプロジェクト。2004年10月にスタートし、2006年6月には最新バージョンである「BIRT 2.1」が公開されている。2006年第2四半期までに、すでに約26万件がダウンロードされている。

 「トラディショナルな製品では、開発者、パワーユーザー、カジュアルユーザーごとにアーキテクチャも使い勝手も全く違う製品が提供されていた。そのため開発者とパワーユーザー、カジュアルユーザーの間にギャップが生まれ、それぞれのスキルがサイロ化し、効果的なコラボレーションを阻害していた」とActuateのプロダクトマネージメント担当バイスプレジデントであるPaul Clenahan氏は言う。

 同氏は、「Actuate 9では、開発者、パワーユーザー、カジュアルユーザーは、それぞれのスキルにあったBIRTをベースとしたレポーティング環境を利用できることから、開発者とパワーユーザー、カジュアルユーザーの間にギャップのない、より効果的かつコラボレイティブなBI環境を実現できる」と話している。

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