日本ユニシスは8月30日、複数のOSを同時並行処理できるエンタープライズサーバの中型機「CS340Dシリーズ」と小型機「CS320Dシリーズ」の販売を開始すると発表した。
これらのシリーズは、5月18日に発売された大型機「CS380Dシリーズ」の下位機種という位置付け。モジュラー設計方式の採用でラック搭載型マシンとして提供され、CS380Dシリーズと同様にユニシス固有OSの「OS2200」とWindows/Linuxを組み合わせて装備できる米Unisys開発の「CMP 2(Cellular Multi-Processing 2)」アーキテクチャを採用している。
CS340Dシリーズは最大32プロセッサ、8パーティションまで、CS320Dシリーズは最大24プロセッサ、6パーティションまで拡張可能だ。プロセッサは、セルごとにユニシス固有OS専用CMOSプロセッサかIntel XEONプロセッサMPのいずれかを選択できる。
最小構成の税別価格(ソフトと保守料金含む)は、CS340Dシリーズが月額790万円から、CS320Dシリーズが月額440万円から。