BEA、インフラソフトウェアをSOA対応に--新製品「WorkSpace 360°」も発表

文:Martin LaMonica(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2006年09月20日 13時54分

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 BEA Systemsは米国時間9月19日、同社のインフラストラクチャソフトウェアをサービス指向アーキテクチャ(SOA)に対応させる計画を発表した。SOAは、ソフトウェアコンポーネントをモジュラー化して設計する手法のことで、企業ユーザーによって利用される。

 BEAによると、同社は3種の主要製品ライン「Aqualogic」「WebLogic」「Tuxedo」に、「MicroServices Architecture」と呼ばれる共通のソフトウェアデザインを適用していく計画だという。

 BEAの最高経営責任者(CEO)であるAlfred Chuang氏は、サンフランシスコで開催された同社の顧客カンファレンスに出席し、この新たな「軽量」アーキテクチャが実用化されれば、ユーザーはBEAのツールおよびサーバソフトウェアを用いて、アプリケーションを迅速かつ容易に開発、改良することが可能になると述べた。

 「MicroServices Architectureは、SOAの原理に従って設計されたもので、あらゆる標準に準拠している」(Chuang氏)

 SOAを利用すると、複数のアプリケーションを相互に連係するコンポーネントもしくはサービスを利用しながら構築できる。サービスの再利用を実現し、アプリケーション開発にかかる期間およびコストを縮小することが、SOAを導入する目的だ。

 一方BEAのソフトウェアは、企業ポータルやウェブサイトといった、ユーザー独自の用途を持つアプリケーションを開発、運用するために使用される。BEAはMicroServices Architectureについて、多くのアプリケーションに基本的なサービスを提供するもので、WebサービスやJava標準にも準拠していくと発表している。これらのサービスには、データベースの情報を表示する機能などが含まれる。

 BEAは、2008年までに同社の全製品をMicroServices Architectureに対応させる予定だ。同ソフトウェアは、他ベンダーのソフトウェアアプリケーションにも組み込むことができると、Chuang氏は説明している。

 BEAはこのほか、ビジネスアプリケーションを記述する複数のプログラムを統合する計画についても詳細を明らかにした。

 同社が発表した新製品「WorkSpace 360°」は、それぞれ別の役割を担っている技術職および営業職の人々が、単一のアプリケーションを使用して協働できるようになることを目指し、開発されたものだ。BEAによれば、同ソフトウェアは2007年にリリースされるという。

 WorkSpace 360°は、設計からコーディング、実際の運用に至るまでのアプリケーション開発の各段階を管理する製品を組み合わせたアプリケーションライフサイクルスイートである。

 「ビジネスアナリストやエンタープライズアーキテクト、サービス開発者にITオペレーターまでが、ともに作業できるようになる」(Chuang氏)

 WorkSpaceスイートは、共有サービスを保管しておくレポジトリなどの、BEAがすでに提供している製品スイートのコンポーネントから構成されるという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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