ヴイエムウェアは9月20日、アクサテクノロジーサービスジャパン(アクサテック)が仮想化ソフト「VMware ESX Server」を導入し、サーバの移設とデータセンターにおけるサーバ集約を行ったことを発表した。
アクサテックでは、本社移転とデータセンターの統合によるITインフラの移設を短期間で完了させるために同製品を採用。Windows NT Server 4.0がインストールされたシステムを仮想化し、ディスクイメージファイルとしてメルボルンに送ることで、4カ月間でWindowsサーバ80台の移設を完了した。
現在アクサテックは、メルボルンと本社のデータセンターにおいて、9台の物理サーバで131台の仮想サーバを稼動させている。これにより、約90%のスペースを削減した。
今後は、現在使用している物理サーバの統合を進め、より効率的な運用を行っていく計画だ。さらに、「VMware Infrastructure 3」への移行により、現在稼動中の仮想サーバを統合する計画もあるという。