日本IBM、事前コンサルティングで計画通りに導入しやすいERP--中堅企業向け

ニューズフロント

2006-09-29 19:47

 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)とアイ・ビー・エム ビジネスコンサルティング サービス(IBCS)は9月29日、中規模企業向けERPソリューション「IBM EXソリューションfor SAP Best Practices」の提供を開始した。

 同ソリューションは、SAPの中規模企業向けERP設定自動化ツール「SAP Best Practices」をベースに、日本IBMらがERP導入を実施するサービス。導入の初期段階において、IBCSが無償で顧客の業務を分析する点が特徴という。

 具体的には、IBCSのコンサルタントが業務内容を顧客からヒアリングする。ヒアリング対象はシステム担当者に限らず、営業部門、製造部門、経理部門など、関連する全部門に対して行う。ヒアリング結果にもとづき、コンサルタントが約2週間後に期間、金額、パッケージ適用範囲など、プロジェクトの全体的な概要を提示する。

 日本IBMらは、「あらかじめパッケージの適用可能範囲を分析することにより、独自に開発すべき部分も明確になるため、当初予定した期間や金額を逸脱する危険性が極めて低くなり、確度の高いプロジェクトが期待できる」としている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]