大塚商会、「たよれーる」に給与業務支援など3サービス追加

WebBCN (BCN)

2006-10-23 10:28

 大塚商会(大塚裕司社長)は10月19日、サービス・サポート事業におけるITアウトソーシングサービス、業務アウトソーシングサービスを統合し、「たよれーる」ブランドとして提供すると発表した。これまでに提供してきたサービス・サポート事業の各メニューを統合、「たよれーる」ブランドに統一して提供する。

 同社では、「たよれーるコールセンター」に450人のサポートオペレーター、全国280のサポート拠点に、3000人のサポートエンジニアを配備。これを基盤にマルチベンダー・マルチフィールドで対応し、中堅中小企業の「かかりつけの医」として、顧客の経営課題の解決を図る。

 今回新たに、「たよれーる 給与業務支援サービス」「たよれーる 研修運営業務代行サービス」「たよれーる SMILEデータ分析サービス」の3メニューを追加。「給与業務支援サービス」は12月22日、残る2サービスは11月1日から提供開始する。

 「たよれーる 給与業務支援サービス」では、給与管理ソフトの計算結果をもとに、従業員の給与明細書をウェブ上で閲覧できる仕組みをASPサービスとして提供する。給与振込も代行するため、給与業務を大幅に効率化できる。

 「たよれーる 研修運営業務代行サービス」では、研修にかかわる付帯業務を請け負う。以前は顧客ごとに個別対応していたが、今回、ASP利用による標準化を行い、導入しやすくした。提供価格は月額5万円から。

 「たよれーる SMILEデータ分析サービス」では、販売管理・財務管理データをもとに、定期的に経営の健全性や成長性を診断・分析、経営の変化を先取りし、事業の発展を継続的にサポートする。インターネット経由で分析依頼のアップロードや報告書のダウンロードを行うことが可能。表やグラフを用いて改善のポイントを視覚化し、経営課題の把握を支援する。

 提供価格は、監査法人と連携し、財務データの分析結果からアドバイスを行う「財務データ分析」が年間4万2000円、商品・得意先の切り口でプラス変動、マイナス変動などの大きい商品をアラームとして報告し、次なる対策を支援する「販売管理データ分析」が年間2万4000円。

大塚商会=http://www.otsuka-shokai.co.jp/

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]