開発者もマーケティング担当者もエンタープライズサーチで業務効率化

藤本京子(編集部) 2006年10月24日 17時24分

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 ウチダスペクトラムは10月24日、同社が4月に発表したエンタープライズサーチのプラットフォーム製品「SMART/InSight 2.0」をベースとした業務特化型パッケージ製品を発表した。

 業務特化型パッケージの第一弾として発表したのは、ソフトウェア開発業務向けの「SMART/Developer」と、マーケティング業務向けの「SMART/MarketWatcher」だ。同日より販売開始し、出荷はSMART/Developerが12月、SMART/MarketWatcherが11月を予定している。

町田社長 ウチダスペクトラムの町田社長

 ウチダスペクトラム 代表取締役社長の町田潔氏は、エンタープライズサーチの導入を検討している企業の状況について、「IT部門では、導入効果が明確にできないと導入が難しいことはもちろん、大規模導入となれば起案さえ難しいのが現状だ。またユーザー側は、テクノロジーより業務課題を解決できる提案を望んでおり、早く効果が出るソリューションを期待している」と話す。「こうした課題を解決できるのが業務特化型パッケージだ」と町田氏はいう。

 「業務特化型パッケージは、利用効果の出る業務ソリューションを適切な価格で短期導入できる。年間利用契約モデルのため、効果が出なければ1年で解約も可能で、利用部門とIT部門のWin-Winソリューションが提供できる」(町田氏)

 ソフトウェア開発業務向けのSMART/Developerには、成果物管理機能や情報伝達管理機能、課題管理機能(2007年3月提供予定)が標準搭載されている。成果物管理機能では、開発に伴うさまざまなドキュメントに「フェーズ名」「担当者」「バージョン」「課題」などの分類情報をタグとして付加でき、ドキュメント検索の精度を高めることができる。また、情報伝達管理機能と課題管理機能では、開発工程で状況が変更した場合、自動的に担当者にアラートを送ることができ、開発の手戻りやプロジェクト内のミスコミュニケーションを最小限に抑えられる。

 マーケティング業務向けのSMART/MarketWatcherは、SMART/InSight 2.0と、ファクティバ ダウジョーンズ&ロイターによる有料ニュースサービスを組み合わせた製品で、経営スタッフやマーケティング担当者をターゲットとしている。ファクティバのニュースサービス「ファクティバ・セレクト」から、115の日本語ニュースをはじめ、ビジネス統計情報、タクソノミー(関連を階層構造で表した分類)が利用でき、クロスタブ分析や時系列分析などで市場や競合について調べることができる。

 今後もウチダスペクトラムでは、「次世代情報プラットフォームとしてSMART/InSightを提供し、集合知を構築する仕組みを強化するほか、業務特化型パッケージで実務ソリューションの幅を広げる」と町田氏は説明している。

 SMART/Developerのライセンス価格は年額360万円(税別:100ユーザー/15万ドキュメント)から、SMART/MarketWatcherは年額684万円(税別:250ユーザー/15万ドキュメント)からとなる。ウチダスペクトラムでは、将来的にそれぞれの業務に強いシステムインテグレーターとの協業も視野に入れており、業務特化型パッケージ製品を今後2年間で60社に販売したい考えだ。

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