NECは10月30日、ウェブアプリケーション開発/実行環境「Adobe Flex 2」採用のプロジェクト管理ツール「ProcessDirector/計画策定機能」を販売開始した。税別価格は1サーバ当たり200万円(100ライセンス)。
Adobe Flex 2は、米Adobe Systemsのソフト製品。Flash技術を用い、さまざまな画像表現やインタラクティブ性を持つウェブアプリケーションの開発が行える。クライアントにはAdobe Flash Player 9を使うため、ウェブブラウザがあれば利用できる。特殊なActiveXコンポーネントや専用クライアントは必要ない。
ProcessDirector/計画策定機能でAdobe Flex 2を採用したことで、プロジェクトの計画立案から実績管理までの作業を、ブラウザ上のマウス操作で処理できるようになる。NECでは、「ガントチャート(横線工程表/工程管理図)や線表単位にドリルダウン(細分化)した詳細線表の作成も容易」としている。
プロジェクト管理システム「ProcessDirector V4.0」と進捗データを連携させると、管理者がProcessDirector/計画策定機能で計画を策定し、プロジェクト担当者がProcessDirector V4.0で実績を入力するといった運用が可能となる。
NECでは、今後3年間に1000サーバの販売を見込む。