Windows Vistaの「Windows Meeting Space」活用のために知っておくべき10のこと - (page 2)

文:Deb Shinder 翻訳校正:吉井美有

2006-11-07 08:00

#6:会議でプレゼンテーションを実施できる

 ネットワークプロジェクタに接続するか、プレゼンテーションをデスクトップ上に表示してそのデスクトップまたはプレゼンテーション用アプリケーションを他の会議参加者と共有することで、会議でプレゼンテーションを行うことができる。

#7:会議参加者に資料を配布できる

 資料を配布したい場合、そのファイル(群)を選択するだけで、各会議参加者のコンピュータにコピーが作成されるようになっている。会議参加者であれば誰でも資料を編集できて、編集結果はオリジナルのファイルに変更を加えることなく各会議参加者のコピー資料に反映される。

#8:WMSはIPv6を必要とする

 IPv6はWindows Vistaにおいてはデフォルトでインストールされ、利用できるようになっている。しかし、ローカルサブネット(People Near Me)内の会議であれば、きちんとしたIPv6インフラを必要としない。

#9:デスクトップやアプリケーションを会議参加者と共有できる

 あなたのデスクトップを他の会議参加者と共有すれば、「Remote Assistance」を使った場合と同様に彼らもそのデスクトップ上に表示されているものを見ることができる。しかしRemote Assistanceの場合とは異なり、他の会議参加者は、あなたが明示的に権限を与えない限り、他の参加者があなたのデスクトップをコントロールすることはできない。デスクトップ全体を見せたくはない場合には、選択したファイルやアプリケーションのみを共有できる。

#10:管理者は、WMSの利用方法をさまざまな形で制御できる

 「Group Policy」を利用することによって、管理者はWMSの利用方法を制限したり制御したりすることができる。オプションとしては、WMSを完全に無効にしたり、配布物の共有を無効にしたり、パスワードに必要な長さや複雑さを強制することなどがある。また、共有されるファイルの種類を「Attachment Manager」によって規制したり、WMSのアクティビティや情報をログファイルに記録することもできる。

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