アデランス、手のひら静脈認証によるPCログインシステムを導入--全国172店舗約2000人が対象

CNET Japan Staff 2006年11月06日 23時40分

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 アデランスは11月2日、全国の店舗で従業員が使用するPCを対象に、富士通の非接触型手のひら静脈認証装置「PalmSecure」(パームセキュア)を利用したPCログインシステムを採用したことを発表した。

 対象は、シャンプー、育毛剤などの液体商品を使う「接客業務」にかかわる全国172店舗約2000人の従業員。温度や手の外皮のコンディションから影響を受けにくい生体認証であることを評価した。

利用風景 富士通が提供する手のひら静脈認証装置「PalmSecure」

 11月からアデランス従業員の静脈登録を開始し、順次全国172店舗、約1000台のPCに全国展開する予定だ。

 富士通によれば、手のひら静脈は体内情報であることから偽造が困難であるとともに、指や手の甲にくらべて複雑、安定しているという。本人拒否率0.01%、他人受入率0.00008%以下という高い認証精度があるとしている。

 指紋だと表面の摩耗や乾燥などのために、登録・照合できないケースがあるが、非接触型手のひら静脈認証装置であれば、体表の影響をほとんど受けないという。また指先とくらべて外気温の影響を受けにくいことが検証されていると説明する。

 富士通では、これまでに全世界で7万5000人、15万もの手の静脈データサンプルを収集して、認証精度と適用率の確認を行ってきている。「これらのサンプルで適用できなかったケースはなく、適用率の高さが実証されている」と語っている。

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