TCB、企業向けIP電話のファイアウォール/NAT越えソリューションを開発

CNET Japan Staff 2006年11月07日 13時42分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 TCBテクノロジーズ(旧トーメンサイバービジネス)は11月6日、IP電話のプロトコルである「SIP」のファイアウォール/NAT越えソリューションを開発したことを発表した。

 このソリューションは、VPNを使用せず、安全に外部からIP電話が使えるソフトウェアとして提供される。同ソフトウェアはTCP/IPトンネリング技術をベースとしており、これを使用すると中間のネットワークに特別な機器を配置せずにファイアウォール/NAT越えを実現できる。

 現在多くのIP電話はプロトコルでSIPを使っているが、SIPは企業ネットワークに必ず存在するファイアウォールやNATを越えられないという弱点を持っている。このために、企業内のユーザーは外出先からVPN接続をしてIP電話を使用している。

 しかしVPNは、IP電話以外のコンピュータにもアクセスできてしまうために、セキュリティの面から導入できない企業ユーザーが多く存在するという。今回のソフトは、こうした問題を解決できるものとして期待されている。

 TCBでは、IP-PBXベンダーなどの通信機器メーカーへのOEM供給を11月中に開始したい考えだ。また、自社開発のビデオ会議システム「Visual Nexus」への組み込みについても検討する。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
クラウド基盤

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

  • デジタル変革か?ゲームセットか?

    デジタルを駆使する破壊的なプレーヤーの出現、既存のビジネスモデルで競争力を持つプレイヤーはデジタル活用による変革が迫られている。これを読めばデジタル変革の全体像がわかる!

  • ビジネスの継続的な成長を促す新たなITのビジョン

    多くの企業においてITに求められる役割が、「守り」のコスト削減から「攻め」のビジネス貢献へとシフトしつつある。その中でIBMが提唱する新たなビジョンEnterprise Hybrid ITとは?