NEC、PC周辺機器からの情報漏えいを防止する「InfoCage/デバイス防御」を出荷

CNET Japan Staff

2006-11-08 18:01

 NECソフトとNECは11月7日、PC周辺機器からの情報漏えいを防止する新製品「InfoCage(インフォケイジ)/デバイス防御(DeviceProtector)(デバイスプロテクター)」の出荷を同日から開始すると発表した。

 新製品は、USBやCDなどの周辺機器の使用を制限することで、外部への機密データの漏えいやコンピュータウイルスなどの不正プログラムの流入を防止する。既存環境を変更することなく、現在使用しているクライアントPCにインストールするだけで容易に導入できる。また、設定ツールとポリシーファイルの配布機能で同一設定をほかのクライアントPCへ展開することも可能だ。

 NECソフトは、この製品を情報技術セキュリティ国際評価基準であるISO15408に対応させる予定だ。社内導入を進めるとともに、ISO15408の取得を目指して「ST(セキュリティ・ターゲット)」確認の作業を進めていく。STは、IT製品やシステムが備えるべきセキュリティ機能に対する要件や使用をまとめたセキュリティ基本仕様書。

 税別価格は、媒体(メディアキット)と10クライアントで14万3000円。今後3年間に15万クライアントの販売を目指す。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]