東芝ソリューションは11月14日、企業の内部統制構築を支援する日本版SOX法対応の「内部統制ソリューション」の販売を11月から開始したことを発表した。
同ソリューションは、推進部門の効率的なプロジェクト運営を目的とした「実行・報告のプロジェクトとしての側面」と、全社での業務の改革・経営の改善を目的とした「内部統制強化そのものの側面」の2つの側面から、企業の内部統制を支援するもの。
具体的には、知識継承ソフトウェア「KnowledgeMeister Succeed」に基づく内部統制プロジェクト支援ツールをはじめ、内部統制文書の内容をチェックする「RCMチェック機能」、IT統制の「IT全般統制ソリューション」、リスク評価の「QualityGym」の4つを提供する。
同社は今回、内部統制を、全社的な内部統制ソリューション、業務処理統制ソリューション、全般統制ソリューション――の3つに分類し、さらに日本版SOX法対応プロジェクト部門向けに「内部統制支援プロジェクト支援ソリューション」を加えて体系化している。
2008年度までに100億円の売り上げを目指す。