TCBとエンカレッジが提携--サーバベースコンピューティングの操作を管理・記録

CNET Japan Staff

2006-11-16 18:02

 TCBテクノロジーズ(旧トーメンサイバービジネス)とエンカレッジ・テクノロジは11月15日、内部統制対策ソリューションの提供で提携すると発表した。

 この提携でエンカレッジは、TCBが販売するサーバベースコンピューティング(SBC)ツール「Propalms TSE」に対応するシステム/アプリケーション操作を管理・記録するツール「ESS REC for Propalms TSE」を開発。12月から出荷を開始する。

 Windowsベースの情報システムでSBC環境を構築できるPropalms TSEを活用すれば、サーバ側でアプリケーションやデータなどの一元管理が可能であり、クライアント側からのアクセス制御や履歴管理もサーバ側で行うことができる。これにより、インフラも含めたシステム全体にわたる統制手法が明確にすることができる。

 このような環境に、システム管理基準などで求められる「オペレーションの実施結果の記録」や「実施計画と実施結果の差異分析の支援」などの機能を搭載するESS REC for Propalms TSEを組み合わせることで、ユーザー側の個々のデータとアプリケーション操作を連続記録することで、不正や誤操作の監査、事故発生時の原因追及が可能になる。

 ESS REC for Propalms TSEの税別価格は、5同時ユーザーライセンスで36万円。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]