ソフトバンク・テクノロジーなど、検疫ネットの遠隔運用/監視サービスを提供

ニューズフロント

2006-11-27 16:52

 ソフトバンク・テクノロジーとトレンドマイクロは11月27日、ウイルス対策装置「Trend Micro Network VirusWall 1200」を遠隔運用/監視する「検疫ネットワーク運用監視サービス」の提供を12月4日に開始すると発表した。税別価格は月額18万円からとなる。

 Network VirusWall 1200は、既存のネットワークにブリッジとして設置するウイルス対策装置。導入時にネットワーク構成を大幅に変更する必要がないほか、クライアントにエージェントを導入することなく検疫ネットワークを構築できる。

 両社の提供する検疫ネットワーク運用監視サービスは、ソフトバンク・テクノロジーの監視センターから企業ネットワーク内のNetwork VirusWall 1200を遠隔監視/運用する。ソフトバンク・テクノロジーが、販売から導入、構築、監視、オンサイト保守までのサービスを一括提供する。

 Network VirusWall 1200と監視ツールを組み合わせて運用することで、管理下にあるWindows端末のセキュリティポリシー順守状況を、リアルタイムに通知可能とした。たとえば、ウイルス感染、Windows修正パッチ未適用、ウイルス対策ソフトの未インストール、パターンファイル/検索エンジンの未更新といった不備を検出し、該当端末のネットワークアクセスを遮断する。また、セキュリティポリシー順守状況を毎月レポートにして報告する。

 両社では、機器販売から導入、運用監視サービスを含め、初年度3億円の販売を目指す。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]