次に、画面上部の[PASSWORD]ボタンをクリックして、パスワードの設定画面を表示する。ここでは、[Server Password Management]で[User Name]-[New Password]-[Re-type New Password]に、ファイル共有を利用するユーザーの名前とパスワードをそれぞれ指定し、[Add New User]ボタンをクリックする。
そして、最後に、[STATUS]ボタンをクリックして[Server Status]画面を表示し、smbdとnmbdをそれぞれ起動する。
ここまでの作業を終えることで、次のようにWindows XPやMac OS XからSolaris 10上のファイルを参照できるようになる。
このようにSolaris 10では、Sambaに関係するソフトウェアがデフォルトでインストールされているため、設定さえすれば短時間でファイル共有が実現できる。次回は、WebサーバーとしてApacheを設定した後、ファイル共有のもうひとつの方法であるWebDAVに挑戦してみるつもりだ。