日本HP、養護学校の生徒たちにエールを送る「シードセンター」メンタリングデーを開催

山下竜大(編集部) 2006年12月12日 20時39分

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 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は12月12日、障害を持つ社員のための組織である「シードセンター」が主体となり実施する「メンタリングデー」を開催した。

 メンタリングデーは、同社シードセンターの社員と養護学校の生徒が交流し、仕事を体験することにより、「社会人になることのイメージ」や「働くことへの意欲」を形成することを目的としたもの。日本HPが推進する社会貢献活動の一環となる。

 2001年4月に開設されたシードセンターは、障害を持つ人々を積極的に受け入れ、仕事に就くために必要な能力や意識、実践力をつけるための組織。障害を持つ人たちが日本HPの契約社員として給与を得ながら業務スキルを取得することを目的としている。

 同センターは、基本的には2年間のカリキュラムで構成されており、その後は日本HPの社員や他社の社員として社会に出ることができるキャリアパスも用意されている。

 今回のメンタリングデーには、都内9校の養護学校、ろう学校の生徒および教師あわせて38名が参加。まず、全員が自己紹介を行い、続いて日本HPという会社がどんな会社で、何をしているのかが紹介された。その後、生徒たちは、ビジネスマナーを習得するための「ビジネスベーシック研修」や、実際にデータの入力や集計などを行う業務を体験した。

 シードセンターの担当者は、「(1)あいさつはしっかり、(2)机の周りは整理整頓、(3)大事なことはメモを、(4)相手に自分の意志を伝える、(5)分からないことはすぐ質問の5つのルールを守り、業務を確実に実施することで、“不安”を“自信”に変えてほしい」と生徒たちにエールを送っている。

メンタリングデーの会場 メンタリングデーには、都内9校の養護学校、ろう学校の生徒および教師あわせて38名が参加。ビジネスマナーの習得やデータ入力などの業務を体験した。
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