日本ヒューレット・パッカード(日本HP)はこのほど、ネットブート方式に対応した、幅75mmのウルトラスリム型筐体のディスクレスPC「HP Compaq Business Desktop dc7700 US ネットブート対応ディスクレスモデル」の出荷を開始した。
新製品は、CPUにインテル Core 2 Duoプロセッサを搭載。クライアントPC側にOSやアプリケーションを持たず、ネットワークを通じて起動するネットブート方式を用いて利用する。
米Ardenceの「Ardence」や、e-toolsの「LanPC」などを使ってクライアントPC内のメモリにイメージを読み込み、その後の作業はクライアントPC上で行う。通常のクライアントPCと使用感は変わらず、動画などを扱う高負荷アプリケーションもストレスなく扱えるという。
OSやアプリケーションはサーバ側の仮想ディスクに集約し、複数のクライアントPCでイメージを共有するため、管理・運用時のコスト削減も可能になる。
価格は10万2900円から。