NTTファシリティーズ、直流給電方式採用の新オペレーションシステムを運用

CNET Japan Staff

2006-12-18 06:53

 NTTファシリティーズはこのほど、情報通信システム用の電源・空調装置を24時間365日監視・制御するとともに、設備管理・保守作業管理などの業務をサポートできる新たなオペレーションシステム(設備運用統合管理システム:通称MaRIA)を開発し、12月から運用を開始したと発表した。

 同社によれば、同程度のオペレーションシステムとしては初めて、直流給電方式を全面採用したことになるという。

 同社はこれまで、情報通信システム用の電源・空調装置の監視・保守において、監視システム「ALICE」と設備マネジメントシステム「SOPHIA」の2つのシステムを運用してきた。

 今回、老朽化したALICEのハードウェアとソフトウェアを全面的に更改するとともに、SOPHIAのソフトウェアにも大幅な改造を施し、2つのシステムを統合。監視情報と設備情報を連携させることで、情報の把握を容易にした。また、気象情報や交通情報などの市中情報、IP電話、ウェブ技術なども取り入れ、オペレータ支援のための機能拡充も図られている。

 現行システムからの移行を12月から順次実施し、2006年度中にすべて完了する予定だ。

センタ風景 MaRIAを導入した東日本オペレーションセンタ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]