第6回:ブログサイトを立ち上げる--Solaris 10で行こう! - (page 4)

福田昌弘

2006-12-21 18:14

 そして、ダウンロードしたmysql.xmlの内容は、次に示すようにディレクトリ「/var/svc/manifest/network」に移し、svccfgコマンドによって妥当性の検査とインポートを実行する。

mysql.xmlの移動と、svccfgコマンドによる検証とインポート mysql.xmlの移動と、svccfgコマンドによる検証とインポート。

 ここまでの作業を終えたら、svcadmコマンドでMySQLを有効にする。

MySQLの有効化 MySQLの有効化。

 これで、MySQLが動作するようになった。早速、mysqladminコマンドを使って、MySQLの管理ユーザー「root」に対してパスワードを設定し、Movable Typeで利用するためにデータベースmtを作成する。

パスワードの設定とデータベースの作成 パスワードの設定とデータベースの作成。

 そして、mysqlコマンドによって、Movable TypeからMySQLにアクセスするユーザーとして「ziddy」を登録する。なお、ここでは、ユーザー「ziddy」のパスワードとして“ziddy”を指定しているが、実際の作業では適当な文字列に変更してほしい。

ユーザー「ziddy」の登録 ユーザー「ziddy」の登録。

 ここまででMySQLに対する作業はすべて終了した。ただし、まだMySQLをMovable Typeで使うことはできない。理由は、Movable TypeからMySQLデータベースにアクセスするためのPerlモジュールが不足しているためだ。次回は、Perlモジュールのインストールから作業を続行する。

--次回(2006年12月28日掲載予定)に続く。

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