EMCは12月25日、同社のネットワークストレージシステムがマサチューセッツ州ボストンに拠点を置く野球チームBoston Red Soxに採用されていることを公表した。EMCは、Red Soxと同じマサチューセッツ州に本社を構えている。
EMCは、Red Soxの情報インフラストラクチャに関する公式プロバイダとして、デジタルビデオシステムをはじめとする数々のアプリケーションやサービスを提供している。EMCのインフラを通じて、Red Soxの過去数年分の全試合を記録したビデオにアクセスできるようになっている。
Red Soxに導入されているのは、合計15テラバイトのネットワークストレージシステム。SAN(ストレージエリアネットワーク)環境には、NASゲートウェイの「EMC Celerra」が含まれている。導入されている2台のシステムのうち、「EMC CLARiX CX700」は、ホームゲームに利用するデジタルビデオシステムなどをサポートする。もう一方の「EMC CLARiX CX500」は、すべてのアウェイゲーム用としてチームとともに移動する。ストレージ管理ソフトウェアには、「EMC Navisphere」を活用している。