大日本印刷(DNP、北島義俊社長)は1月15日、ICタグの認証でパソコン画面をロックし、第三者による盗み見を防止するセキュリティシステム「HandyLock」を1月中旬に発売する。
管理用ソフトとWindows常駐型の画面ロックソフト、ICタグリーダー、ICタグで構成。パソコンに画面ロックソフトをインストールし、ICタグリーダーを接続して利用する。
Windowsのログオン後、自動的に画面ロック状態に移行する。パソコンに登録したICタグをリーダーにかざしてロックを解除すれば、通常通り使用できる。席を離れる時はリーダーからICタグを取り外して画面をロックし、第三者による盗み見を防止する。
価格は100台のパソコンを300人の従業員で共用する場合で128万円。管理ソフト(1ライセンス)、画面ロックソフト(100ライセンス)、ICタグリーダー(100台)、ICタグ(300枚)を含む。また、個人や小規模企業向けに、画面ロックソフトとICタグリーダー、ICタグ3枚を組み合わせたスタンドアロン版も提供する。価格は9800円。07年度で導入企業数300社、売上1億円を見込む。