日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は3月5日、PC向けのソフト配布やパッチ適用を管理/運用するための中小企業用ソフト「HP Client Configuration Manager software」を発表した。日本HP製PCだけに対応し、機能制限のかかった無償の「Basic Edition」と、他社製PCも管理可能な有償の「Premium Edition」を用意する。有償版は税込み価格1万500円となっており、それぞれ4月2日より提供を始める。
Client Configuration Managerは、数100台から数1000台のPCを集中管理できるソフト。ネットワーク経由でPCの情報収集や、ソフト配布、パッチ適用などが行える。PCに管理用エージェントを配布する機能も備え、運用をすぐに始められるという。
管理対象のPCが日本HP製の場合は、BIOSの管理やセキュリティ管理ツール「HP ProtectTools」との連携も可能で、ハードの統合管理も行える。また、インテルvProテクノロジーに対応しているため、vPro対応PCなら、電源が切れていてもOSが起動していなくても各種管理作業を実施できる。