日本IBMは3月8日、エントリクラスのディスクストレージ装置「IBM System Storage DS3000シリーズ」の出荷を開始した。Serial Attached SCSI(SAS)対応の「IBM System Storage DS3200」とファイバチャネル対応「IBM System Storage DS3400」の2モデルで、それぞれシングルコントローラとデュアルコントローラの合計4機種を用意する。
DS3000シリーズは、2Uラックサイズのストレージ装置。接続可能なハードディスクの記憶容量は、本体単独で最大3.6テラバイト、拡張ユニット装着時で最大14.4テラバイトある。現時点ではサーバ製品系列「IBM System x」「IBM BladeCenter」でのみ利用可能だが、順次ほかのサーバにも対応させる。
同こんされるストレージ管理ソフト「DS3000 Storage Manager」を使うと、設定や管理が容易に行えるという。日本IBMでは、「初期設定は、分かりやすい画面と6つのステップに沿って進めることで、システムの知識がない方でも1台当たり30分程度と、従来の半分程度の時間で完了できる」としている。
3Gbps SAS対応モデルのDS3200は、税込み価格55万6500円から。DS3400は、1/2/4Gbpsファイバチャネルに対応しており、SANによる2ノードクラスタ構成が可能。税込み価格は77万7000円からとなる。