マイクロソフトは4月11日、オンラインでの技術者向け情報提供を強化するための施策「無償オンラインセミナー倍増計画」を開始すると発表した。この計画により、開発者向けの「MSDN」および情報システム技術者(ITプロ)向けの「TechNet」におけるオンラインセミナー「Webcast」を拡充し、集合型のセミナーに参加できないIT技術者のスキル向上を支援する。
Webcastは、オンラインで配信されるストリーミング形式のセミナーで、ライブ中継型やオンデマンド型、セミナー中に対話が可能なOffice Live Meeting型がある。Webcastを拡充することでマイクロソフトは、年間200種類以上のセミナーを提供し、延べ20万人の開発者やITプロが視聴可能となる体制を整える。
Webcastでは、「Windows “Longhorn” Server」「Visual Studio “Orcas”」「SQL Server “Katmai”」(すべて開発コード名)など、今後リリース予定の製品の技術情報を提供する新製品セミナーや、技術サポート情報、開発のヒント、セキュリティ情報などの定期セミナー、TechEdなどのカンファレンスやオフラインセミナーを収録してWebcastにて後日配信するオンデマンド形式のセミナー、製品購入に必要な知識を提供するセミナーなどが予定されている。