「Citrix Presentation Server 4.5」発表でアプリケーションデリバリ環境を強化するシトリックス

山下竜大(編集部) 2007年04月11日 21時27分

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 シトリックス・システムズ・ジャパンは4月11日、アプリケーションの仮想化とセキュリティを強化し、ストリーミング技術を搭載したWindowsアプリケーションデリバリプラットフォームの最新版「Citrix Presentation Server 4.5」の販売を開始したことを発表した。

 Citrix Presentation Serverは、Windowsアプリケーションを仮想化することで、いつでも、だれでも、どこからでもアプリケーションを活用できるWindowsアプリケーションデリバリプラットフォーム。最新版では、パフォーマンスや拡張性が向上し、セキュリティが強化されたほか、TCO(総保有コスト)を削減できる新しい機能が搭載されている。

 また、新たにストリーミング技術が搭載されたことにより、オフライン環境においても必要なアプリケーションをオンデマンドで使用できる。アプリケーションの仮想化とストリーミング技術という2つの機能を搭載したことで、アプリケーションを集中管理しながらデバイスやアプリケーション、ネットワーク状況などに応じた柔軟なアプリケーションデリバリ環境を実現できる。

 新たに搭載されたストリーミング技術は、アプリケーションハブと呼ばれる共通のリポジトリにあらかじめアプリケーションをインストールしておき、そのアプリケーションを利用者が必要に応じてオンデマンドでクライアントPCにストリーミング配信。配信されたアプリケーションは、クライアントPC上の分離されたキャッシュ上で動作する仕組み。Isolation 2.0と呼ばれる技術で実現されている。

 ストリーミング技術を活用することで、エンドユーザーはオンライン環境/オフライン環境に関わらず、常に最適な状態でローカルのリソースを活用しながらアプリケーションを使用できる。また、システム管理者は、アプリケーションの導入やアップデートを一元的に管理できるほか、異なるバージョンのアプリケーションでもひとつのサーバで管理可能。互換性テストやサポートコストを低減できる。

 さらに、SpeedScreenプログレッシブ表示により、複雑なグラフィックスの高速な表示を実現。前バージョンのCitrix Presentation Server 4.0に比べ、最大で20倍のパフォーマンス向上を実現している。これにより、医療画像情報システム(PACS)や地理情報システム(GIS)、CADアプリケーションなどもCitrix Presentation Server 4.5上でストレスなく利用できるという。

 そのほか、Citrix Access GatewayのSSL VPN機能やCitrix Password Managerのシングルサインオン機能をCitrix Presentation Serverに統合することで、リモートアクセス環境やパスワードの集中管理による利便性の向上を実現。また、SmartAccessテクノロジの搭載により、ポリシーベースによるセキュアなアクセス環境を実現できる。さらに、Citrix EdgeSightの提供により、アプリケーションの使用状況を監視/記録することで、迅速な問題解決や効果的なキャパシティプランニングを実現できる。

 Citrix Presentation Server 4.5は、導入の規模や利用形態により「Advanced Edition」「Enterprise Edition」「Platinum Edition」の3種類の製品を提供する。価格(同時接続5ユーザーのライセンスとメディアキットで構成)は、Advanced Editionが30万2500円より、Enterprise Editionが34万8500円より、Platinum Editionが51万7500円より。

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