日立システム、不正PC接続防止ソフトの最新版「オープンネット・ガードVer3.1」

ニューズフロント

2007-04-17 17:22

 日立システムアンドサービスは4月17日、PCの不正接続を防止するソフト製品の最新版「オープンネット・ガードVer3.1」を発表した。4月18日に販売を開始する。

 同ソフトは、社内ネットワークに対する無許可PCの不正接続を防ぐ。PCのMACアドレスを調べ、DHCPサーバによるIPアドレスの配布を実施することで、安全性の高い社内ネットワークを実現できるという。

 最新版は、PCの接続や利用者の変更、利用期間の延長といった各種申請を、ワークフローに則って処理できる。たとえば、利用者がワークフロー画面から申請して管理者の承認を得ると、自動的に社内ネットワークへの接続が許可される。このように処理することで、日立システムは「今まで管理者が手作業で行っていたPCの登録/更新作業を簡素化でき、情報の誤入力による接続トラブルも防止できる」としている。

 また、各PCのウイルス対策やOSの脆弱性対策の実施状況をネットワーク経由で監査する機能も追加した。この監査機能と、ジュニパーネットワークスのファイアウォール装置「NetScreen」および「SSG」を組み合わせると、承認済みPCでも危険度が高い場合は接続を遮断できる。

 オープンネット・ガードVer3.1の税込み価格は、スタンダード版が92万4000円(200クライアント)、エンタープライズ版が130万2000円(同)となる。日立システムでは、今後2年間で80社への販売を目指す。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]