ベリングポイントとアルテミスインターナショナルは4月17日、企業の研究開発への戦略的な投資実現を支援することを目的に協業することを発表。「研究開発マネジメント支援サービス」の提供を開始する。
研究開発マネジメント支援サービスは、企業が保有する技術や研究開発テーマを一元管理する仕組みを構築し、定期的な評価活動を業務に取り入れることで、経営トップによる適切な投資判断を可能にし、戦略的R&D投資を支援するサービス。
研究開発段階での情報を可視化し、客観的な評価プロセスを導入することで、早期段階から事業戦略や市場のニーズなどを考慮。それらに合致した研究開発を推進させるための最適で戦略的なR&D投資の実現を支援する。
研究開発マネジメント支援サービスは、次の3つのソリューションで構成されている。
- 評価方法の確立(ポートフォリオマネジメント導入)
- 評価体制の構築
- 評価制度のモニタリングサイクルの構築
この協業でアルテミスインターナショナルは、エンタープライズガバナンスソリューションである「Artemis 7」の導入支援および運用/保守サポートを提供。ベリングポイントは、企業の保有技術や研究開発テーマを評価する際の基準策定、評価組織の改善支援および投資意思決定プロセスの改善を行い、Artemis 7の効率的な導入を実施する。
同サービスの導入期間は4カ月より、初期費用は5000万円(ライセンス料含む)よりを想定。両社は今後1年間で10社への展開を目指している。