Live Meetingで社内研修--グローバル ナレッジとマイクロソフトの新サービス

CNET Japan Staff

2007-04-27 11:30

 グローバル ナレッジ ネットワークとマイクロソフトは4月27日、マイクロソフトのウェブ会議サービス「Microsoft Office Live Meeting」を利用した企業内のオンライン研修サービスを提供開始すると発表した。

 Live Meetingは、インターネット接続のみで顧客や社内での共同作業をオンライン上で実行できるウェブ会議サービス。今回新たに提供する研修サービスの名称は「V-Class」といい、グローバルナレッジがマイクロソフトのパートナー向けに行ってきた同様のトレーニングから得たノウハウがベースになっている。

 V-Class提供の背景について両社は、「多くの企業が2007年度問題への対応やコンプライアンス対応を含む内部統制の周知徹底など、知識流通を迅速的確にかつ広域に実施しなければならない課題を抱えている。また、企業のビジネス戦略や情報マネジメントにおいても、様々な知識や情報伝達をいかに早く、低コストで行うことができるかが、経営戦略上の重要課題だ。こうした中、オンラインを利用した教育や研修に対するニーズが高まっている」としている。

 V-Classの提供にあたって、グローバルナレッジとマイクロソフトは、サービス運営やパッケージ開発、共同検証、マーケティング活動で協業する。グローバルナレッジは、オンライン研修サービスの準備や実施運用、事後のフォローアップなどを行い、マイクロソフトは、Live Meetingをベースとした技術を中心に、オンライン研修に必要な機能などを提供する。

 すでにV-Classは、2006年9月にパイロットケースとして三井情報(旧ネクストコム)が採用した。同社は、全国14カ所の営業所にいる900名の社員を対象に、「コンプライアンス」、「電気用品安全法」、「建設業法」の研修をV-Classにて実施し、知識伝達のスピードアップが実現したという。

 サービスの提供開始日は5月7日で、利用料金は1開催200人までの参加につき48万3000円(税込み)。5月7日から7月31日までの間はキャンペーン期間として31万5000円(税込み)にて提供される。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]