ウイングアーク テクノロジーズは4月26日、リコーが独自に開発した印刷プロトコル「RHPP(Ricoh Host Print Protocol)」に対応した、帳票運用ツール「Report Director Enterprise(RDE)」の印刷オプション製品「RDE RHPP Option Ver3.2」の出荷を、2007年4月26日より開始することを発表した。価格は、1サーバあたり30万円(税別)。
RDE RHPP Option Ver3.2は、全社帳票運用の統合、一元化を目的としたRDEのRHPP対応モジュール。RDEとRDE RHPP Optionを組み合わせることにより、RHPP対応のリコー製プリンタで、次ののような運用が実現できる。
- 帳票の印刷開始から終了までをページ単位で確認可能。ページの重複やページ抜けを防止する。
- プリンタ障害が発生し、印刷が中断された場合でも、リカバリー印刷を実行できる。
RHPPが搭載されるリコーの基幹システムプリンタは「IPSiO SP 8100-HG」および「IPSiO SP 9100Pro-HG」の2製品。RHPP対応の印刷モジュールを提供することで、帳票運用の一元化や省力化をはじめ、基幹系ホストプリンタ並みの印刷環境を実現できる。