多才なファイルマネージャ
話をログイン画面での操作に戻そう。セットアップウィザードによって登録したユーザー名とパスワードを使ってログインすると、wizpyのデスクトップが表示される。デスクトップは、X Window System用に作成されたKDEがベースになっている。
デスクトップには、wizpy、wizpyClub、マイPCなど、いくつかのアイコンが並ぶ。これらのアイコンをダブルクリックすることで、次の操作が実行できる。
アイコン名 | 用途 |
---|---|
wizpy | ファイルマネージャを起動する |
Skype | Skypeを起動する |
wizpyClub | サポートWebサイトであるwizpy Clubを表示する |
ネットストレージ | wizpy Clubで提供されるネットワークサービスのデータ領域を表示する |
マイPC | PCのハードディスク上に作成しておいたデータ領域を表示する |
たとえば、wizpyのアイコンをダブルクリックすると、ファイルマネージャが起動し、次のようなウインドウが表示される。一見したところは、Windows XPでの表示と似通っている。
このファイルマネージャには、いくつかの便利な機能が用意されている。表示形式をアイコンやリストによるものに変更できることに加えて、表示部分を上下や左右に分割したり、タブを使って複数の異なる内容を簡単に切り替えられる。また、URLを指定することで、ウェブページの内容を表示することもできる。