クエストとアイピーロックス、財務システムの操作ログを監査するシステムで協業

CNET Japan Staff 2007年05月09日 17時27分

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 クエスト・ソフトウェアとアイピーロックスジャパンは5月8日、両社の日本版SOX法支援製品の組み合わせソリューションの提供で提携すると発表した。

 今回の提携の第1弾として両社は、サーバ本体へのアクセスに対するログ収集・監査を行うクエストの「InTrust」とデータベース(DB)に対するアクセスログ収集や監視・監査を行うアイピーロックスの「IPLocks」を組み合わせたソリューションを提供する。

 このソリューションにより、サーバ本体へのアクセスログとデータベース内部へのアクセスログを統合し、一連の操作履歴の追跡を可能にする。これにより、財務システムに関連するDBサーバのIT統制と監査を実現できるという。

 今後両社は、日本版SOX法で求められる財務システムにかかわるすべてのオペレーションに対しての記録保持と財務データの不正・過失による改竄防止、操作の監視・ログ監査までをカバーする組み合わせソリューションを開発し、共同で提供する。

 InTrustは、ログデータの遺失を極限まで抑止するための機構を備えており、ログ収集率は99.999%、イベントログに不具合が生じてもログデータの整合性・信頼性を確保する。ログデータは生データと比べて約40分の1に圧縮して送信・保管し、同時に暗号化できるという。ネットワーク負荷を最小化し、保管ストレージ用のコスト負担も大幅に軽減できるとしている。

 一方のIPLocksは、データ内容や構造、アクセス権などのDBの正常性とアクセスの正常性を監視するというもの。DBアクセスでの不審な状況を検出・報告・記録することで、データの破壊・改竄・漏洩などによる被害を極小化できるという。また、DBの脆弱性を定期的に評価し、問題点を検出するとともに、問題点の解決策を提供する。

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