日立、ストレージソリューションの新コンセプトを発表

藤本京子(編集部) 2007年05月16日 19時54分

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 日立製作所 情報・通信グループは5月15日、統合ストレージソリューションコンセプト「Services Oriented Storage Solutions」を策定し、その第1弾となる製品として、新ディスクアレイサブシステム「Hitachi Universal Storage Platform V」(USP V)を発表、同日より販売開始した。

 新コンセプトでは、顧客業務に重点をおき、顧客自身が複雑なシステム構成や運用を意識しなくてもストレージ資産が最適に活用できる統合ストレージソリューションを提供する。

 このコンセプトを実現するための中核製品USP Vでは、日立が2004年9月に出荷開始した「Universal Storage Platform」(USP)で実現したディスクアレイによる仮想化技術をさらに進化させるとともに、性能やスケーラビリティを強化した。

Hitachi Universal Storage Platform V Hitachi Universal Storage Platform V

 USP Vでは、ボリューム容量の仮想化機能「Hitachi Dynamic Provisioning」を搭載する。これは、ストレージの物理容量に依存することなく、サーバアプリケーションに割り当てるボリュームのサイズを自由に定義でき、サーバアプリケーションからのデータの書き込みに対し、ストレージの実記憶領域をダイナミックに割り当てる機能。実際に必要な容量のみを利用することができ、これまでデータが書き込まれていなかった実記憶領域を有効に活用できる。また、顧客による容量設計が不要なため、ストレージへの投資対効果の向上と管理コストが削減できる。

 USP Vは、エンタープライズアレイ、ファイバーチャネル8ポート、サブシステム物理容量約357Gバイトからで、価格は1億1052万3000円(税込み)から。ボリューム容量仮想化機能は、220万5000円(税込み)から。いずれも6月中旬より出荷する。

 日立は同日、ストレージ管理ソフトウェアの機能強化と、新たなストレージサービスも同時に発表した。新サービスは、顧客のストレージシステムを調査・分析し、適切なディザスタリカバリシステムやリモートコピーシステムを提案する「Hitachi Remote Copy Assessment service」と、顧客のストレージシステムの性能調査を行い、性能分析結果および性能チューニング指針を提示する「Hitachi Storage Performance Assessment service」だ。

 なお、今回の新製品は全世界において同時に販売開始する。これまで海外と国内で異なった製品名称を使用していたが、今後はサービスも含めて「Hitachi Storage Solutions」に統一し、グローバルマーケティングを強化する。

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