米バラクーダネットワークスは6月1日、ファイアーウォール「Barracuda Web Filter」にコンテンツフィルタリングのレポート機能を追加したと発表した。 価格は72万5000円からで、モデルにより異なる。
Barracuda Web Filterは、ユーザーの行動や定期的なトラフィックパターン、 帯域幅の利用状況、ドメインリクエスト、ウェブサイトカテゴリー、ログ履歴 などの基準に沿ったレポート機能の拡張を図っている。今回のレポート機能で は、ウェブトラフィックの履歴からのレポートを作成できるようにした。トラ フィック履歴は最大約6か月分を保存することができる。
機能面では、利用帯域幅とウェブリクエストの両方に関してレポートを生成 する「ユーザレポート」、ウェブリクエストや帯域幅、アクション、アクセス があったウェブサイトカテゴリを時間ごとに集計し、1日のトラフィックパター ンを示す「タイムベースレポート」などを用意した。
新レポートエンジンはWeb Filterのファームウェアv3.2で利用できる。エネ ルギー充填サービスを申し込んでいるユーザーは、追加料金なしで最新ファー ムウェアのアップデートが可能。新規ユーザーには、最新ファームウェア搭載 済みの製品を提供する。