京阪電鉄、SAP ERPで会計システムを構築--持ち株会社移行の会計基盤構築

CNET Japan Staff

2007-06-21 20:36

 SAPジャパンは6月21日、京阪電気鉄道が会計システムにSAP ERPを採用し、4月から本格運用を開始したことを明らかにした。7月から京阪グループでバス事業、不動産事業、流通事業などを手掛けるグループ会社にも同システムを展開する。

 京阪電気鉄道では、2010年をめどに純粋持ち株会社体制に移行する方向で、そのための会計基盤としてSAP ERPを採用した。多様な業種での豊富な経験やノウハウを評価したという。導入範囲は、財務・管理会計、固定資産管理、プロジェクト管理など。

 連結決算集計にかかる時間を大幅に短縮するほか、業務プロセスの標準化、内部統制への対応を目指す。

 京阪電鉄はSAPを採用することで、短期間で業務プロセスの見直し(ビジネスプロセスリエンジニアリング:BPR)を完了し、効率的なシステムの導入を実現したという。財務・管理会計、固定資産管理、プロジェクト管理などの機能を構築し、京阪グループとして経営効率を高めていくとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]