米TippingPointは6月26日、ソフトバンク・テクノロジーと新たにディストリビューター契約を締結し、日本での「TippingPoint IPS」の販売・サポート体制を強化すると発表した。ソフトバンク・テクノロジーは、テリロジーに続く2社目の国内販売代理店となった。
TippingPoint IPSは、チューニングなしで導入できる手軽さをはじめ、ASIC/FPGAによる高いスループット、自動運用を可能にしたメンテンスフリー機能の採用などに特徴のある不正侵入防御システム(IPS)アプライアンス。価格はローエンドモデルが98万円から。
TippingPointによると、不正侵入検知システム(IDS)を利用したネットワークの監視サービス(Managed Security Service)から、情報セキュリティ強化とTCO(総所有コスト)のために、自社運用によるIPSが広まっているという。
ただ、そうした状況では、IPS導入での複雑なチューニング作業やIPS導入によるネットワークパフォーマンスのボトルネック、管理者への運用負荷増大といった課題が出てきているという。TippingPointでは、これらの課題をTippingPoint IPSで解決できるとしている。