ダノン、製造業特化型ソリューション「ILOG PPO」導入でサプライチェーン運用効率を改善

CNET Japan Staff 2007年06月06日 23時01分

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 ILOGは6月5日、乳製品とミネラルウォーターを製造する大手企業で、ビスケットやシリアル製品で世界第2位の企業であるGroup Danone(Danone)が、同社の乳製品工場のひとつであるメキシコのイラプアト工場に「ILOG Plant PowerOps(ILOG PPO)」を導入したことを発表した。

 ILOG PPOの導入によりDanoneは、精度にバラつきのあった従来の週間生産計画から、日間計画による高精度なスケジュール作成に移行。生産スループットと顧客サービスの向上はもちろん、廃棄物の削減と貯蔵期間の管理精度の最大化を実現している。

 Danoneの従業員数は8万8000人で、2006年度の売上は全世界で140億ユーロ(185億ドル)。売上の約56%は乳製品事業で、同事業関連の工場を全世界に40以上展開している。乳製品事業は2006年に9%以上の成長があり、アルゼンチン、メキシコ、ロシア、トルコを含む数多くの市場で20%以上の成長率を達成している。

 同社は従来、乳製品製造におけるプランニングとスケジューリングの業務を内製のアプリケーションと市販アプリケーションの組み合わせで実現していた。しかし、旧システムでは乳製品事業の複雑な仕組みを適切に管理することが困難だった。

 そこでDanoneでは、すでに導入されていたSAP APO(Advanced Planner and Optimizer)をILOG PPOにより拡張。社員の作成したスケジューリングシステムを廃止し、高精度なスケジュールを作成するシステムに移行した。

 これにより、これまで作成に2日かかっていた最適計画を15分以内で作成することが可能。計画担当者は、ILOG PPOを利用することで、スケジュール作成の改善と同時に、SAP APOとの統合による利便性も向上している。

 ILOG PPOはまた、製造部門とサプライチェーン部門の業務連携ツールとしても利用されており、これらの事業部門が在庫水準と操業効率の最適なバランスを見いだすためにも活用されている。

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