デル、インテル、NRIが共同でOSSの検証センターを開設

CNET Japan Staff 2007年07月05日 15時31分

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 デル、インテル、野村総合研究所(NRI)の3社は7月5日、IAサーバとオープンソースソフトウェア(OSS)の検証センターを開設すると発表した。検証センターは、東京都千代田区のインテル社内に設置され、同日より運営を開始する。

 IAサーバとOSSの組み合わせによる企業システムの構築は、官公庁やサービス、流通、金融業を中心に高い関心を集めている。一般的にOSSを利用すればライセンスコストが削減できるためだが、一方で「導入したいが本当に動作するのか不安だ」、「自社システムでの活用が可能かどうかわからない」、「導入したが、ベンダーに構築から保守、メンテナンスまで全てを任せてしまうとかえってコスト高となり、OSS活用のメリットが得られない」といった課題もある。

 OSS検証センターでは、こうした課題を解決すべく、IAサーバとOSSの信頼性、可用性、実用性を検証する。3社は、ハードウェアとオープンソースミドルウェアの組み合わせをポートフォリオとして策定、OSS検証センターにて必要な技術検証を行い、結果を公表していく。ハードウェア、OS、データベース、ミドルウェアまで含めた総合的な動作検証が可能になるため、品質の高いシステム基盤の提供が可能となり、導入にかかるコスト削減も期待できる。また、3社は導入のコンサルティングも提供する。

 3社の役割分担としては、デルが検証センターの運営や、サーバおよびストレージなどのハードウェアの提供と技術サポート、ハードウェアベンダーとしてのOSSコミュニティとの連携を担当する。インテルは、検証センターの設置及び関連機器の提供、CPUに関する技術サポート、コンパイラを使った解析メニューを提供する。NRIは、FreeOSおよびOSSミドルウェアに関する検証とコンサルティング、技術サポートを提供する。

 3社は今後、OSSソリューションに関するセミナーやマーケティング活動を共同で実施し、従来メインフレームやUNIXなどで構築されていた企業の基幹システムがOSSやIAサーバに取って代わるべく、推進していく。

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