応用電子、指紋認証対応のUSBシンクライアントのサンプル出荷を開始

永井美智子(編集部) 2007年07月25日 10時27分

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 応用電子はUSBメモリを利用したシンクライアントシステム「FKEY」を開発し、7月25日より評価版の出荷を開始した。既存のPCにUSBメモリを差し込むとLinux OSが起動し、サーバに接続してサーバ上のアプリケーションが利用できる。USBメモリやPC上にはデータが残らないため、個人情報などの漏洩を防止できる。

 OSには独自開発したLinux OS「AB Linux」を採用した。AB Linuxは、1CD LinuxのBerry Linuxをベースに、Berry Linux開発者の中田裕一朗氏(応用電子組込リナックス研究所長)と、同社代表取締役副社長の金子光裕氏が共同で開発したもので、512MバイトのUSBメモリに搭載できる点が特徴だ。

 また、指紋認証に対応する。これにより、あらかじめ登録したユーザーのみが利用でき、安全性がより高まる。

 VPN接続クライアントを標準で搭載しており、Citrix Access GatewayやF5ネットワークス FirePassのSSL-VPN、IP-Sec VPN、PacketixなどのソフトウエアVPNに対応する。また、ブラウザとしてFirefoxを内蔵しており、ウェブサイトの閲覧も可能だ。

 推奨ハードウェアは三谷商事のBioSlimDisk iDEA-Pro、ソニーのPUPPY FIU-850-MO3、SanDiskのCruzer Profile。

 価格はシステム構成などにより異なるが、USBメモリ込みで1ユーザーあたり4万円程度となる見込みだ。代理店を通じて販売する。

FKEY FKEYを搭載したUSBメモリをPCに差し込むと、シンクライアントとして利用できる
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