アイログ、SOAでのサービス再利用を支援するBRMS最新版「ILOG JRules 6.5」を発表

柴田克己(編集部) 2007年07月27日 20時58分

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 アイログは7月27日、同社のビジネスルール管理システム(BRMS)の最新版である「ILOG JRules 6.5」を発表した。

 JRulesは、アプリケーションから、ビジネスルール(ビジネスロジック)を切り離してリポジトリで一元管理することにより、システムの柔軟性と可視性を高めるためのソリューション。

 最新バージョンとなる6.5では、同社が「トランスペアレント・デシジョン・サービス(TDS)」と呼ぶコンセプトにのっとって、大幅なアーキテクチャの変更が行われている。TDSとは、特にSOA環境におけるWebサービスとしてのビジネスルールを、ルールにかかわるすべての人が編集、操作できるようにすることで、「ルールのブラックボックス化」を解消するという考え方。IT部門、ユーザー部門の両者でルールのライフサイクルを管理することにより、整合性と可視性を高め、SOA環境でのルールサービスの再利用性を高めることが可能になるという。

 JRules 6.5は、IT部門向けのビジネスルール編集ツールである「Rule Studio」、Rule Studioで編集されたルールをエンドユーザー側で編集するための「Rule Team Server」、双方で編集されたルールの管理、テスト、同期を行うための「Rule Scenario Manager」、ルール実行エンジンである「Rule Execution Server」から構成される。IBM、Oracle、BEA、Microsoft、Vitriaなどが提供する主要なSOAプラットフォームとの統合も可能だ。

 エンドユーザーのルール管理環境であるRule Team Serverには「セマンティック・クエリ」機能が搭載されている。これは、既存のビジネスルールを検索する場合に、ルールの表記について厳密に把握していないエンドユーザーでも、意図した検索結果を得られるように調整されたルール検索機能。複数のアプリケーションやサービスにまたがるビジネスルールにおける、矛盾した設定のトラッキングなどに役立つという。

 ILOG JRules 6.5の発売日は9月8日。価格は873万円より。テレコム業界、生損保業界などを中心に、初年度において10プロジェクトの販売を目標とする。

Rule Studio JRules 6.5において、IT部門向けのルール編集ツールとなる「Rule Studio」。Eclipseプラグインとして提供される。
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