フォトレポート:ハイテクを駆使する現代の「ゴーストハンター」たち - 4/8

CNET News.com Staff

2007-08-13 08:00

 歴史を通して、人類はその時代の最新技術を用い、死後の世界の存在を証明する、あるいは証拠をでっちあげる試みを繰り返してきた。1871年に撮影されたこの写真には、裕福な雑誌編集者とともに、当時すでに故人となっていた弟子の「魂」と称されるものが写っている。実はこの写真は、世界で初めてプロの幽霊写真家となったWilliam Mumler氏によって作成された合成画像で、「幽霊」の姿を写し込むために、複数回にわたり露出が施されている。Mumler氏の手がけた最も有名な写真は、米国大統領エイブラハム・リンカーンが、彼の暗殺後未亡人となった妻、メアリー・トッド・リンカーンの背後に立っているというものだ。Mumler氏がもてはやされたのは、19世紀中ごろから終わりにかけてのスピリチュアリズム隆盛の時期と重なっている。当時は降霊会を催すことが人気の娯楽として、裕福な人々の間で流行していた。しかし、死人と会話ができると主張していた霊媒師のほとんどは、後に偽者だったと暴露されている。一方、現代の「ゴーストハンター」たちは、こうした過去のインチキとは一線を画そうと努力を続けている(キャプション文:Elsa Wenzel)。
 この写真には、正体不明の不明瞭な丸い光の像が写っており、動いているかのように見える。Leong氏や他のゴーストハンターたちは、これを視覚的特異現象で、幽霊の証拠かもしれないと考えている。Leong氏がこの写真を撮ったのは、カリフォルニア州モントレーにあるCasa Munras Hotelで、撮影にはキヤノンの5.1メガピクセルカメラが使われている。ゴーストハンターの中には、このような丸い光の像を「幽霊の排泄物」だと考える人もいる。つまり、霊魂がちょっと前までこの辺りにいた証拠ということだ。ゴーストハンターたちが本物の超常的な異常現象だと考えている画像は、霧やたばこの煙のように見えるものが多い。影、顔、人に似た風貌を備えた形の画像などは非常に稀だ。宿泊すれば簡単に一夜を過ごせるため、ホテルはゴーストハンティングに人気の場所となっている。だが、廃屋になった精神病院などの施設、工場、屋敷などに入るための許可を得るとなると、話はぐっと難しくなる。一方、サンフランシスコ幽霊協会や米国内に複数ある類似の団体では、自宅に幽霊がいるのではないかと疑いを持った人向けに、無料で内密の戸別調査を実施してくれるという。

 この写真には、正体不明の不明瞭な丸い光の像が写っており、動いているかのように見える。Leong氏や他のゴーストハンターたちは、これを視覚的特異現象で、幽霊の証拠かもしれないと考えている。Leong氏がこの写真を撮ったのは、カリフォルニア州モントレーにあるCasa Munras Hotelで、撮影にはキヤノンの5.1メガピクセルカメラが使われている。ゴーストハンターの中には、このような丸い光の像を「幽霊の排泄物」だと考える人もいる。つまり、霊魂がちょっと前までこの辺りにいた証拠ということだ。ゴーストハンターたちが本物の超常的な異常現象だと考えている画像は、霧やたばこの煙のように見えるものが多い。影、顔、人に似た風貌を備えた形の画像などは非常に稀だ。宿泊すれば簡単に一夜を過ごせるため、ホテルはゴーストハンティングに人気の場所となっている。だが、廃屋になった精神病院などの施設、工場、屋敷などに入るための許可を得るとなると、話はぐっと難しくなる。一方、サンフランシスコ幽霊協会や米国内に複数ある類似の団体では、自宅に幽霊がいるのではないかと疑いを持った人向けに、無料で内密の戸別調査を実施してくれるという。

提供:Sharon Leong/San Francisco Ghost Society

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