「マシンツーマシン通信(M2M)」の1兆個のセンサーで社会が変わる?

文:Jo Best(Silicon.com) 翻訳校正:株式会社アークコミュニケーションズ、坂野裕史 2007年08月10日 10時00分

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 急速に普及が進み、近い将来センサー数が1兆個を超えると予測されているマシンツーマシン通信(M2M)。RFIDなどのM2Mの現状と、検討されている将来の用途についてQ&A形式で紹介する。

--M2M?最新アルバムを買ったけど、いや最高だったよ。

 ノルウェーの女性音楽グループのファンなんだね。でも今から話すM2Mは別の話で、マシンツーマシン(Machine-to-Machine)通信のことなんだ。

--なるほど。それって一体どういう意味?

 これはまさに文字通りの機能を実行するんだ。2台のマシンが無人で互いに通信するのさ。M2Mは信頼性の高い昔ながらの有線通信でも利用できるけど、一般的には無線ネットワークで使われる。通信業界調査会社のBerg Insightは、ヨーロッパのモバイルユーザーがみんな3Gに移ったら、M2MがGSMの周波数帯を引き継ぐ可能性があるという興味深い指摘をしている。

--へー。じゃあM2Mの例をいくつか教えて。

 最も普及している例の1つは、たぶん聞いたことがあるだろうけど、RFID(Radio Frequency Identification)だね。これは、IDチップを個々の品物やパレットに付けて、ハンディタイプのリーダーや据え置き式の読み取り装置で読み取りを行う追跡技術として使われている。

 例えば店舗なら、RFID監視システムを在庫発注システムに接続することもできる。ある品物の在庫量が少ないことがこのシステムによって検出されたら、自動で追加分を発注できるんだ。

--RFIDについては聞いたことがあるけど、他にはどんな分野でM2Mが使われているの?

 センサーテレメトリという分野があって、これはM2Mで最も急成長する分野だと予想されているんだ。

--それってどういう意味なの?

 これはセンサーを使って情報を集め、無線ネットワークでその情報を転送して、関係する「マシン」に動作を行わせるという意味なんだ。

 作動中のセンサーが1兆個を超えるのも間もなくだと予測されていて、熱、光、動作、オンオフ、その他何でも測定している。

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