富士通、ロイターより10億ドルのITアウトソーシング契約を獲得

文:Andy McCue(Special to CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2007年08月20日 18時33分

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 ReutersはITサービスコストを4分の1削減することを目標に、富士通の子会社で英国に拠点を置くFujitsu Servicesに10億ドルでアウトソースする契約を結んだ。Fujitsu Servicesは、世界全体のIT運用を標準化したITプラットフォームを提供する。

 10年間の契約の下、Reutersは社内サービスデリバリチームとして25人を確保し、残りの約300人のITスタッフをFujitsu Servicesに移行させる。Reutersは、従業員の解雇はないとしている。

 Reutersの最高技術責任者(CIO)David Lister氏はCNET News.comの姉妹サイトであるSilicon.comに対し、この取引により年間「約25%」の削減を見込んでいると述べた。

 「われわれの役割は、サービスプロバイダーではなく、サービスアグリゲーターだと考えている」とLister氏は言う。

 この契約はReutersの社内ITサービスを外部委託するもので、電子メールとデスクトップを含む。また、既存の契約のいくつかを統合するものでもある。Fujitsu Servicesは、SatyamなどReutersが契約している他のアウトソーシング先の管理も担当する。

 「この契約は、われわれが以前から抱えている問題を解決するものだ。この数年間、さまざまなシステムとプラットフォームを購入してきた。今回の契約により、標準化、仮想化された単一のオンデマンドプラットフォームに移行できる」とLister氏は説明する。

 クライアント側とサーバ側の仮想化はこの契約の重要な部分となり、Fujitsu Servicesはすでに18カ月の計画に着手している。

 「オーストラリアのインターネットカフェでも、自宅でも、オフィスでも、従業員は同じアプリケーションにアクセスできる」とLister氏は述べる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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