インテル、「Itanium」プロセッサの単一コアあたりのパフォーマンス向上を計画

文:Lynn Tan(Soecial to CNET News.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル 2007年10月04日 16時09分

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 Intelは「Itanium」プロセッサのコア数を増加させるだけでなく、個々のコアのパフォーマンスを向上させる計画であるとIntelの技術者が述べた。

 IntelでItaniumプロセッサ担当主任エンジニアを務めるCameron McNairy氏は、シンガポールで現地時間10月2日に開催のGelato Itanium Conference & Expo(ICE)で講演し、次のように述べた。「当社ではコア単位のパフォーマンス向上をあきらめたわけではなく、(Itaniumプロセッサの各世代とともに)前進しながら、他の製品よりも大きないくつかの移行によってパフォーマンスを向上させようとしている」

 Itanium 2 9MモデルからデュアルコアItanium 2モデルへの世代交代について、McNairy氏は「コアは本質的には同じでも、当社ではいくつかの変更を実施した」と語った。

 McNairy氏は変更点の例として「命令キャッシュをデータキャッシュから分離して、データキャッシュのコンフリクトの一部を簡易化し、(そして)コアのリソースを増加させた」と述べた。

 2004年11月に発売されたItanium 2 9Mチップは、Madisonプロセッサファミリのアップグレードバージョンだ。この130ナノメートルのプロセッサはMadison 9Mとも呼ばれ、6〜9Mバイトの高速キャッシュメモリを搭載している。

 デュアルコアのItanium 2チップ(開発コード名:「Montecito」)は2006年7月に発売された。このプロセッサは回路幅が90ナノメートルのプロセスで製造されており、2個のプロセッサコアを搭載している。

 McNairy氏は、Montecitoから「Tukwila」への次の移行では、単一コアプロセッサにおける「シングルストリームのパフォーマンス」の向上が期待できると語る。

 またMcNairy氏は、Intelは同社がHyperThreadingと呼ぶマルチスレッディング技術の効率を向上させることを予定していると語ったが、詳細な計画については明言を避けた。

 プロセッサコアの個々の強化は「パフォーマンスの向上を目的としている」とする一方で、すべての作業負荷には適用されない可能性があるとMcNairy氏は指摘する。

 「一部には実行してジョブを終了させるのにシングルコアのパフォーマンスだけを必要とする作業負荷もあり、これこそ当社がターゲットとしているものだ。実際の話、すべての規模の作業負荷に対応できるわけではないが、シングルコアのパフォーマンス区分に対処しないと、機会の一部を失うことになる」(McNairy氏)

 Intelによると、Montecitoの後継機種である「Montvale」は2007年中に発売される予定だという。Tukwilaチップは2008〜2009年の時期に発売されることが予想されるが、「Poulson」の発売時期は2010年〜2011年の間になると見られる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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