Teradata Partners開幕--SASとの協業や新製品発表で分社化に花を添えたテラデータ

山下竜大(編集部) 2007年10月09日 17時20分

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 Teradata Corporationは10月7日〜11日の5日間、ネバダ州ラスベガスにおいて同社の年次ユーザーカンファレンス「2007 Teradata Partners Confarence & Expo」を開催している。カンファレンスの実質的な初日となる10月8日、基調講演にTeradataの社長兼CEO(最高経営責任者)であるMichael F. Koehler氏が登場。同社の現状と新たな戦略について紹介した。

 今から28年前の1978年、データウェアハウス(DWH)専用のリレーショナルデータベースを並列サーバに搭載したアプライアンスを提供する会社としてTeradataは誕生。その後、1992年にNCR Corporationに買収されたことでさらにビジネスを拡大。その実績をもとに、2007年10月1日にNCRから独立し、新たなスタートを切っている。

 Koehler氏は、「2003年から3年間でTeradata事業部の売り上げを16億ドルへと成長させ、パートナー数も3倍になった。また、コンサルティング事業部は、年間64%で成長を続けている。こうした我々の成功は、DWHに100%フォーカスしたビジネス展開が、競合他社への差別化になっていることが最大の要因だ」と語る。

 同氏が言う、DWHに100%フォーカスした戦略が、アクティブエンタープライズインテリジェンス(Active Enterprise Intelligence:AEI)だ。AEIは、「Manage(管理)」「integrate(統合)」「Use(使用)」の3つの要素で構成される同社のビジネス戦略。エンタープライズDWHからバックオフィスまでの利用者に“戦略的なインテリジェンス”を提供すると共に、業務担当者に“オペレーショナルなインテリジェンス”を提供する。

 Koehler氏は、「我々はAEIに基づき、ベストなデータベースエンジンと、ベストなDWHプラットフォームにより、企業内のデータを一元化することで、迅速に洞察し、次の行動に生かせる(カンファレンスのテーマである“Insights into Action”)、より良い意思決定支援を実現する。これにより、戦略的なインテリジェンスとオペレーショナルなインテリジェンスを両立させている」と話す。

 そこで同氏は、ベストなデータベースエンジンである「Teradata 12」およびベストなDWHプラットフォームである「Teradata 5500 Server」を発表した。Teradata 12は、複雑な分析のための処理能力を向上させたほか、ミッションクリティカルな可用性を実現。パフォーマンスやワークロード管理など、AEIを実現するための機能を強化している。

TeradataのMichael F. Koehler氏 「迅速に洞察し、次の行動に生かす(Insights into Action)ことがビジネスの成功の鍵」と話すTeradataのCEO、Michael F. Koehler氏。
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