WebKit、HTML 5のローカルストレージ規格をサポート

大野晋一(編集部) 2007年10月23日 08時37分

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 Leopardには間に合わないだろうが、次期Safariは策定の進むHTML 5のClient-side database storageをサポートする最初のブラウザになるかもしれない。

 Safariのコアとなる「WebKit」を開発するオープンソースプロジェクトによるブログでその実装が公開された。すでにWindowsおよびMac OS Xで利用可能なバイナリおよびソースコードが提供されている

 Client-side database storageは、ブラウザにローカルストレージを持たせ、JavaScriptを通してこのストレージにSQLアクセスできるというもの。なお、WebKitではデータベースエンジンにSQLite3を採用しているようだ。

 この実装を使えば、例えば以下のようなJavaScriptコードでローカルストレージにアクセスできる(コードは上記ブログより引用)。

var database = openDatabase("Database Name", "Database Version");

database.executeSql("SELECT * FROM test", function(result1) {
   // do something with the results
   database.executeSql("DROP TABLE test", function(result2) {
     // do some more stuff
     alert("My second database query finished executing!");
   });
});

 ブラウザにローカルストレージを持たせようという取り組みは古くからHTTP Cookieという形で存在する。しかしCookieには、今時のストレージとしては基本4KBという小さすぎるサイズサポートしかない。一方で、InternetExplorerやFirefox 2にみられるブラウザの独自実装やFlashプラグインを通しても提供されてきた。また、AdobeのAIRやGoogleのGWTという実装も出てきた。しかし、いずれも標準化されたものではない。

 Client-side database storageはHTML 5として標準化され、サポート可能な容量の大幅な増加も期待できる。上のような問題を解決し、リッチなWebアプリケーションの開発を促進するものとなるだろう。Appleが開発するSafariは現在、WindowsおよびMac OS X、iPhone・iPod touchで利用可能。また、SafariのコアをAppleがオープンソースとして公開、コミュニティベースで開発の進められているWebKitをベースとしたブラウザはLinuxなどでも提供されている。

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